女医・専門家が教える本当のデリケートゾーンケア [監修] 宋美玄先生 高橋幸子先生 三宅はつえさん たつのゆりこさん

デリケートゾーンQ&A
聞きたくても聞けなかったデリケートゾーンの質問を
女医さんと助産師さんに答えてもらいました

アドバイスをくれた先生方

宋 美玄先生
産婦人科医・医学博士

“カリスマ産婦人科医”として性にまつわる勘違いを医学的見地から正す本を多数出版。丸の内の森レディースクリニック院長。

高橋 幸子先生
産婦人科医

性教育、思春期、避妊、性感染症など、青少年への啓蒙をライフワークに。日本産科婦人科学会産婦人科専門医。

三宅 はつえさん
助産師

出張開業助産師。東京大学医学部非常勤講師。NHK連続TV小説「さくら」などTVドラマや映画、漫画の出産・助産監修も。

たつの ゆりこさん
助産師・鍼灸師

東洋医学、アーユルヴェーダの知識を活かした「Be Born助産院・産後養生院」院長。監修した「ちつのトリセツ」(径書房刊)が話題。

Q.1 今トラブルがないから
ケアしなくていい?
A.1
エチケットとして、健康管理としてデリケートゾーンケアはすべての女性に取り入れて欲しいですね。こういったケアを取り入れている方が、病院で治療が必要なトラブルも気付きやすくなりますよ。清潔にする、保湿する。適切なケアでニオイ、かゆみ、かぶれは予防できます。
Q.2 かゆみをなくすには
どうしたらいいの?
A.2
肌ストレスを受けやすいデリケートゾーンは清潔にすることが一番。他の部位と比べて角質が薄いため、肌ストレスを受けやすいのです。肌の乾燥からくるかゆみ、ムレからくるかぶれなど原因は様々。かゆみを感じた際には、清潔にして、着心地のよい下着を身に着けることで緩和されます。かゆみが2〜3日で治まらない場合は、婦人科へ相談しましょう。
Q.3 VIゾーンのくすみ
気になります
A.3
Vライン、Iラインの色素沈着は下着などの摩擦や締め付けが原因と考えられます。加齢、生活習慣などにより肌のターンオーバーが遅くなり、色素沈着してしまうことも。締め付けの少ない下着を着用し、新陳代謝を活発な状態に戻すために適度な運動や規則正しい生活を心がけることが大切です。また、顔と同じように日頃の保湿ケアも効果的。肌本来の代謝機能が整い、ターンオーバーが正常になり、くすみのケアも叶います。たっぷりと保湿することで下着との摩擦が軽減され、ムレ、かゆみ等のトラブルも予防できます。※乾燥による
Q.4 どんなときに婦人科って
行くの?
A.4
女性ホルモンのバランスが崩れると、婦人科系の不調が出やすくなります。普段から定期的に健康状態をチェックする感覚で婦人科を受診することをオススメします。年代によって女性の体は変化していくので、その時々の不調や悩みについて相談できるレディースクリニックもあります。少しでも違和感があれば気軽に受診しましょう。
Q.5 生理中の不快感、
どうしたらいい?
A.5
ナプキンの刺激、ムレが気になる生理中こそケアすることで快適に。生理中の不快感を諦める必要はありません。清潔に保ち、保湿をすることで肌への負担や摩擦が軽減されます。ナプキンもオーガニックや布など種類も豊富になってきているので、自分の肌に合ったものを選ぶのもいいかもしれません。かゆみなどの症状は、専用ケアアイテムなどですぐに解決を。
Q.6 現代女性にオススメの
ケアはありますか?
A.6
多忙な現代女性は全身の血行が滞りがち。疲れ、ストレスで抵抗力、免疫力が弱り、トラブルが起きやすくなっています。1日の終わりに体を緩めるマッサージ、ツボ押しをするのがオススメ。東洋医学では健康な体は「気・血・水」の要素がバランスよく巡ることで保たれていると考えられています。デリケートゾーンは現代女性にとってそのバランスが最も滞っている場所。神経やリンパ組織、血管が多く、東洋医学でいう主要な経絡が多く通るデリケートゾーンをマッサージすれば、全身の血行がよくなり、リラックスし、良質な睡眠へと誘います。